『深呼吸の必要』レビュー
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淡々としていて、心に残る
そうだな
沖縄だいすきッ★
タイトルに惹かれて☆
それでもスローライフに憧れます!!プールのスタート台に立ち、思いっきり深呼吸をする少女。その間に他の子達は飛び込んでスタートしてしまった。
題名の通り人生には一旦大きな深呼吸が必要なのかもしれないとふと感じた。
気がつけば仕事や周りに流されて、辛いことや苦しいなんて感じる暇もないくらいに毎日を生きている。そんな人が一息つける映画だろう。
主人公は立花ひなみ(香里奈)は東京で派遣の事務をしている。今回彼女が参加したのは沖縄のサトウキビを刈る(きび刈り隊)2月下旬から3月末までの35日間の仕事だ。
今年の参加者はひなみを入れて5名。生意気そうですれた感じの大学生、西村大輔(成宮寛貴)、何しにきたのか文句ばっかりの川野悦子(金子さやか)、何もしゃべらないが強い意志を感じる高校生、土居加奈子(長澤まさみ)、一番年長で爽やかな笑顔の、池永修一(谷原章介)。
彼女たちをあたたかく迎えてくれるのは、平良誠(おじい/北村三郎)・ツル(おばあ/吉田妙子)夫妻と、平良家“きび刈り隊”の先輩面した常連の田所豊(大森南朋)そして強力な助っ人で現れたのはかつて平良家の隣に住んでいた辻元美鈴(久遠さやか)。
それぞれの思惑を抱えて一人一人のココロの洗濯のためにやってきた。平良家のルールは「言いたくないことは言わなくていい。」そんな大きくて素晴らしい自然と、おじい、おばあに守られてバラバラだったみんなのココロはだんだんと結束していく。
実は一番そんな自然や農家の人々に守られているのはきび刈り隊常連の田所ではないかと思う。7年間町から町へ農繁期に農家を手伝い北から南へ横断している彼は、自分を求めてくれている本当の居場所を探し続けているのであろう。(それは目の前にあったとしても)
この物語の特徴は雄大な自然と刈っても刈っても終わりそうもないサトウキビ畑の広大さ。それをまざまざと見せ付けられることによってまず、自分が自然の中でどれだけちっぽけな存在であるのかを知らしめてくれる。
全てのサトウキビを刈った時の充実感は見ているだけでも彼女たちの感動や充足感が伝わってきた。
何も考えずにただ無心にサトウキビを刈っていくことでひなみ達はこの大自然の中、深呼吸を思いっきりしていたのだろう。
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